社会福祉士兼ライターの紙月日記

社会福祉士資格を持つライターが、社会保障に関するニュースや時事ネタ、娘の新生児脳梗塞などについて書くブログ

雑記

【雑談】急速に浸透するテレワークにもやもや

新型コロナウイルスの感染拡大。最近はコロナ絡みの話題ばかりです。

コロナの感染拡大が世界にもたらしたものについて、数え切れないくらい論評がされています。
多くは「コロナに直面したことで社会は一変した」というような視点で。

確かに、コロナの感染拡大は社会の変革というか、社会への多大なる影響をもたらしたと思います。

恐怖を覚える対象がウイルスという見えない存在だったことで、何をどう怖がればいいのか、多くの人がわからなくなりました。
だから、国に対して「早くルールを示して自粛基準をつくれ」と声高に叫ぶ≪誰かに守られたい願望≫が生まれたり、「自粛警察」に代表されるような、≪ズルは許さない同調圧力≫が強くなったり。

普段だったら、「国は市民の生活に介入するな」「自分がやりたいことは自分で決める」という意見が強いだろうに。
このあたり、村社会的な日本人の特徴が色濃く出てますよね。

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猫も杓子もテレワーク

そういう抽象的な議論はさておいて。

身近なところで、私が所属する組織でも、コロナをきっかけに不可避的に「テレワーク」が導入されました。
これまでは「顔を合わせて会議するのが一番だ!」とかいって、わざわざ出張費をかけて全国から集まって、2~3時間の会議をしていたのになぁ。

※かくいうわたしも、会社の会議だけじゃなくて取材先に「対面はちょっと。。。」という方が急増したため、ウェブカメラがないと仕事にならなくなりました。ネット通販で購入。
4月に注文して届くまで一カ月くらいかかりました。。。いまは割と流通してるみたいですね。


ロジクール ウェブカメラ C270n ブラック HD 720P ウェブカム ストリーミング 小型 シンプル設計 国内正規品 2年間メーカー保証

商品の使い勝手は★4つ。ほぼ挿すだけで使えるのでお手軽。映像もきれいで、音もちゃんと拾ってくれる。
取材用途でも全く過不足なかったので、プロの普段使い用としても重宝してます。宣伝終わり。

テレワークに関係して、こんな記事もありました。

確かに、在宅を効果的に取り入れられればその分、オフィスを小さくして固定費を削減する効果はあるでしょう。

でもこれってちゃんと立ち止まって考えなきゃいけないんですよね。

いまの「コロナ社会」では在宅推進、オフィス縮小は「是」になり得るわけですが、
その状態で大規模災害が起きて社員の自宅が使えなくなった場合、その会社は一気に機能不全になります。

そういうケースでは企業活動がそもそも壊滅的な打撃を受けるでしょうが、それでもオフィスがあれば、そしてそこが耐震構造などがきちっとしている場所だったなら、
とりあえず緊急的な拠点として稼働させることは可能です。日常的に、オフィスを拠点にした防災計画・対策を整備することもしやすいでしょう。

コロナ禍で得た教訓の一つは、「多様性がない社会は一つの衝撃で崩壊しかねない」ということだったはずです。

「現状にあわせてオフィスを小さくします」という性急な経営判断に対しては、僕は懐疑的な見方をしています。
コロナ対策「だけ」にアジャストさせてオフィスをなくす、ではなくて、コロナ対策「も」できる、色々な可能性を共存させる考え方が必要だと思います。

意思決定層が体験したから、すぐに仕組みが変わった?

さて、本論から脱線してしましました。テレワークの話題に戻ります。

今回「なんだかなぁ」ともやもやしてしてしまったのが、
ひたすら前例主義で動きが鈍い会社でも、これだけ大きく社会体制が変わりうるんだ
ということです。

日本全体のレベルでみると、全国いっせいにコロナ対応を強いられて、国民がひとしく同じ経験をしたから、
「社会制度を変えるために問題認識を共有する」という段階をすっ飛ばすことができた
というのが大きいんでしょう。

でも、特に会社的な文脈では、結局
「経営判断をする管理職以上の層がテレワークを経験したから、恒久的な制度化を決断できた」
のではないでしょうか。

人の想像力にはどうしても限界があって、身近でない話題には共感がしづらい、というのが世の常です。

米国で起きている黒人差別デモだって、人種差別問題を日常的に抱える国々の人たちと、人種差別の原体験を持ちづらい日本の人たちとでは、きっと受け止める熱量が違います。
だから、芸能人の不倫問題の方が、ずっと注目される。

要は、

遠くの大事件より身近なゴシップ

なのです。悲しいかな。

微妙にもやもや。。。

そしてテレワーク。管理職以上の層にとっては、普段なら現場に命令を落とすだけでご満悦なところ、
今回は全社一斉にテレワーク対応を強いられたことで、彼らも「身近」な出来事としてテレワークを体験したわけです。
だから、こんなにスムーズに社内制度が変わっていくという流れになるんだろうなと思った次第です。

ま、テレワークが進めば、育児介護で制限勤務の人にとっても、通勤時間がなくて、少しの時間をつくれば会議ができることのメリットは格段に大きいわけで。

「背景はどうあれ、制度が改善されるんだからいいじゃん」とも言えるんですけど。

なんとなく、もやもや。

紙月が関わっている会社は本当にお役所みたいなところで、まあ意思決定も遅いし、
現場で出た意見が、上に持って行かれるまでには、いろんな紆余曲折を経て形が変わって、さらに採用もされない。
そんな状況をつぶさに見てきたんで、なんで今回だけこんなに大きく変えられるのか、と若干アホらしくなったんですよね。。。

結局、「体験しないことにはわかりません」って言ってるようなもので、
今回はたまたま好転したけども、根本的な体質はあまり変わってないよな~と思った次第です。

完全に雑談でした。

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